2013/05/22 - 2013/05/22
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j-ryuさん
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☆福島県の季節の移り変わりを山野草や風景を中心に紹介しているブログ「福島・四季・彩々」、このシリーズも回を重ねもうPart,26です。良かったらのぞいてみて下さいね(^^♪。
※日々連載中です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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☆近くの里山でヒメハギ(姫萩/ヒメハギ科ヒメハギ属)が今年も見頃を迎えした。
ハギの名が付いていますが、秋に咲くマメ科の萩(写真⑪)の仲間ではありません。
草丈はわずか10~15cm、茎は地を這い花茎が少し立ち上がり枝先に小鳥が飛んでいるような7~8mmの可愛い花を咲かせます。
北海道~九州まで広範囲に分布しますが数は多くないようです。
里山や草地のやや乾いた斜面などに自生し草丈が低く花も小ぶりなので枯れ草などに隠れて中々見つけにくい花です。
初めて見つけた時はスミレかと思って近づいたほどです。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/05/23 -
☆毎年楽しみにしている隣り村の休耕田でレンゲ草が見頃になりました。
レンゲソウ(蓮華草、紫雲英/マメ科ゲンゲ属)は中国大陸が原産で日本へは17世紀ごろに渡来し、明治以後になって急速に広まりました。
ゲンゲ(紫雲英)というのが標準和名ですが レンゲ草と呼ぶ方が一般的ですね。
昭和30年代頃までは、どこの田んぼでも緑肥として栽培されていましたが
今は化学肥料に取って代わられほとんど見ることがなくなりました。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/05/22 -
☆ユキザサ(雪笹/ユリ科ユキザサ属が見頃になりました。
ユキザサは日本全国の里山〜深山の木漏れ日が差すような林床に自生し、
あまりま大きな群生はせず疎らにまとまって生えています。
葉っぱを笹に小花を雪に見立てた風情ある名前です。
清楚で香りもいいんですよ(^^♪。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/05/24 -
☆マイズルソウ(舞鶴草/ユリ科マイズルソウ属)は全国の山地〜亜高山の林床に自生し草丈は10〜15cm程、花の一つ一つは2mm程しかありません。
いかにも日本的な名前ですが東アジア北部や北米にも自生するそうです。
JALの鶴丸のような葉っぱを鶴が舞う姿に見立てた名前です。
花にはほとんど香りはありません。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/05/24 -
☆隣り村の山あいの湿地にハルリンドウを見に行ってきました。
ハルリンドウ(春竜胆/リンドウ科リンドウ属)は本州〜九州の山あいの湿地などに自生しますが、当地ではあまり見られません。
フデリンドウと良く似ていますがフデリンドウは全国の平地〜山地のやや乾いた草原や土手に自生し草丈は5〜7cm、根生葉がなく茎の先が枝分かれし花が咲きます。
ハルリンドウは草丈7〜8cm平地〜山地の湿地などに自生し、根生葉があり茎は根本から枝分かれし花が咲きます。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/05/25 -
☆隣り村の渓流沿いでクルマバソウ(車葉草/アカネ科クルマバソウ属)が見頃になってきました。
草丈は20~25cmほど、葉っぱが車輪状なので見たまんま車葉草と呼ばれます。
全国に分布しますが北海道以外は高地のやや湿った林内に群生し、この渓流では良く似たオククルマムグラ(奥車葎/アカネ科クリマバソウ科)写真⑩も群生しますが、クリマバソウはオククルマグルマより少し上流に群生します。
輪生する葉っぱはオククルマグルマが6枚に対しクルマバソウは8枚、十字型の白い小花は花径は5mmとオククルマムグラより大きく花の形はロート状で葉や茎にとげ状の毛はありません。オククルマの花もぱっと見はそっくりですがロート状にならず全開し、葉っぱや茎は棘状の毛に覆われています。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/05/26 -
☆久しぶりに我が家の春の庭を紹介します。
元々は庭石を配置した純和風庭園だったのですが、とり止めも無く様々な花を植えたため和も洋も山野草もごちゃ混ぜの無国籍ガーデンになってしまいました(^^);。
私的にはアメリカの 絵本画家・園芸家ターシャ・デューダ風の庭が好きなので、これはこれでけっこう気に入っています(^^♪。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/68196664.html -
☆町内の田んぼ近くの土手でオオヤマフスマが花盛りになりました。
オオヤマフスマ。(大山衾/ナデシコ科オオヤマフスマ属)は日本各地の主に山地の林縁などで見られますが、ここでは何故かは田んぼ脇の土手に群生しています。
花の大きさは8mmほど、草丈は20cm、茎の太さはは1mmもなく今にも折れそうですがお互いに寄り添い立っています。
華奢とはいえ“柳に雪折れなし”と同じであんがい丈夫です。
フスマとは昔の寝具のことだそうですが、この花のどこが寝具なのでしょうね?。
別名はヒメタガソデソウ(姫誰袖草)。なんかこっちの方が由緒ありそう(^^♪。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/05/28 -
☆山あいの谷間でコンロンソウ(崑崙草/アブラナ科タネツケバナ属)が見頃になりました。
崑崙草とは中国的な名前ですが日本各地の山あいのやや湿った場所に自生します。
草丈は40〜50cm、菜の花を白くした感じですが葉っぱは全然似ていません。
群生すると真っ白く見えるので中国の崑崙山に積もる雪をイメ−ジして名づけられたそうです。
でも、日本原産の花なのになぜ中国の山、それも崑崙なんでしょう?
雪山なら日本の大雪山でも磐梯山でもいいような気がしますが・・・・(^^ゞ。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/05/29 -
☆コンロンソウの群生を撮影に山あいの渓流へ出かけたら渓流へと流れ込む小さな沢筋で偶然ホソバヤマブキソウを見つけました。
ホソバヤマブキソウ(細葉山吹草/ケシ科クサノオウ属)は宮城以南~九州の山野のやや湿った場所い自生し、先日紹介したヤマブキソウの葉が細長いタイプです。
花は見た目同じですが、母種のヤマブキソウ(写真⑨)の葉っぱの外縁は粗めのギザギザですがホソバヤマブキソウは葉が細長く外縁は規則性のある細かいギザギザです。
この周辺では沢筋のあちこちでホソバヤマブキソウと母種のヤマブキソウが混在して自生していました。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/68207958.html -
☆クワガタソウ(鍬形草/ゴマノハグサ科クワガタソウ属)は主に東北南部〜関東、中部、紀伊半島の太平洋側に分布し、湿り気の多い林内に生える多年草です。
草丈は15〜20cmほどになり、同じクワガタソウ属のオオイヌノフグリとよく似た1cmほどの花を咲かせ、花冠は4〜5深裂しますがゴマノハグサ科の特徴でもある合弁花です(ハナビラが分離せず王冠のような花)。
花色はピンク〜白色まで濃淡の変化が見られるようですが、私が福島県内で見たのはほとんどが白花に紅の筋が入るタイプです。
果実が平たい扇形で、V字のガクあり、この姿を鍬形を飾った兜に見立て鍬形草と名づけられたそうです。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/05/31 -
☆近くの田んぼの土手や里山でアヤメ(菖蒲、文目、綾目/アヤメ科アヤメ属)が花盛りです。
アヤメは私の町の花でもあり、地元では昔はカッコウ花と呼んでいました。
花色は紫色が基本で、株により濃淡があります。
カッコウ花とはは、カッコウ(郭公)という鳥が渡ってきて鳴く頃すなわち初夏の頃に花を咲かせる植物の総称で、カッコウ花は地方により様々でアヤメとは限らないようです。
あなたの地方のカッコウ花は何ですか?
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/68215107.html -
☆ヒメウツギ(姫空木/ユキノシタ科ウツギ属)は多くの図鑑やNet情報で関東以西〜四国、九州に分布すると書いてありますが、
福島県南部(茨城県寄り)の山間部では昔からヒメウツギがごく普通に見られるのに関東以西に分布の情報が一般化しているのはどうしたもんでしょ?。
他にもコアジサイやハナウドなど数多くの福島県が北限の植物があるのに、いまだに図鑑、Net情報で分布地が関東以西と書かれています。
自戒をこめてですが、耳学問はあくまで耳学問、資料はあくまで資料。
自身で確認しなきゃだめだなと実感しています。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/68218590.html -
※近くの里山でキンラン(金蘭/ラン科キンラン属)が見頃になりました。
キンランは我が町でもめったに見られずかなり貴重ですが全国的にみても45都府県で絶滅危惧種に指定されています。
数が少ないのは里山の減少・荒廃・盗掘など様々な要因がありますが、キンランそのものが菌根性樹木&菌根菌に頼っているため、自生地からキンランを移植しても、ほとんどが数年以内に枯死し、栽培が非常に困難なのも大きな要因のようです。
保護するにはキンランだけではなく自生地そのものを保護地にしなくてはなりません。
☆http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/06/03 -
☆山あいの林縁でハンショウズルが花盛りでした。
ハンショウヅル(半鐘蔓/キンポウゲ科センニンソウ属)は本州〜九州の里山〜山地の林縁など明るい場所で樹木などに絡まりながら成長する蔓植物です。
全国的にはそう珍しくはないようですが、当地では何故か絶滅危惧種のカザグルマ(風車/キンポウゲ科センニンソウ属)以上に希少です。
昔、火事の際鳴らされた鐘(半鐘)の形に似ているので付けられた名前ですが、半鐘は釣瓶や自在鉤、五徳、煙管等々と共に、言葉だけがかろうじて残り、将来的には現物は消えてゆく物かもしれませね。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/06/04 -
☆隣り村の金鳳花(ウマノアシガタ)の群落を見に行ってきました。
ウマノアシガタ(馬の脚形/ キンポウゲ科キンポウゲ属)は日本全土の里地〜山あいまで広く分布し、草原、林縁、土手、畦などでごく普通に見られまが
これほど見事な群落はそうは見られません。
名前の由来は根元の葉っぱが馬の脚の形に似るとされますがまったく似ていません(ーー゛)。
この由来はどの資料でも通説になっていますが本当だろうか・・・・?
ドイツ語では「鶏の足」、英語だと「Japanese Buttercup」(日本のバターカップ)
う〜ん、こんなキレイな花なにのにどれもこれも、ろくな名前じゃありませんね(-"-)。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/06/05 -
☆タキネツクバネウツギ(滝根衝羽根空木/スイカズラ属ツクバネウツギ)は
ツクバネウツギの変種で、福島県の阿武隈山地の滝根町で発見されました。
東北地方南東部〜 関東地方北東部の標高300-1,000mの山地に分布します。
よく分枝して樹高約1mになりますが、地べたを這うようなタイプを多く見かけます。
葉は対生し、長さ2〜4cmの広卵形または長楕円形で、先はやや尾状に尖り縁には粗い鋸歯がある。5月〜6月枝の先端に紅色の花を2個つけます。
花は2〜2.5cmの筒状鐘形で、先端は浅く5裂し、内側には黄赤色の網状紋があります。
花色はは紅色が基本ですが白や薄黄色もあります。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/68233602.html -
☆我が家のチョウジソウが見頃になりました。
チョウジソウ(丁字草/キョウチクトウ科チョウジソウ属)は全国の川沿いや、
やや湿った所に自生しますが、35都道府県で絶滅危惧種に指定するほど希少な花で私も野生種はまだ見たことがありませんし、近隣に自生している情報もありません。
この花のどこが丁字なのかと言うと、花を真横から見ると丁字の形に見えるからだそうですが、私的にはあまり丁字には見えませんが・・・(^^);。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/68237002.html -
☆隣り村の渓流沿いでオククルマムグラが花盛りです。
オククルマムグラ(奥車葎/アカネ科ヤエムグラ属)は全国に分布し山あいの湿り気のある山林内や渓流沿いなどに自生し草丈は15〜25cm、輪生する葉っぱは6枚,下部は8枚、十字型の白い小花の花径は2.5mm、茎や葉にとげ状の毛があります。
ムグラ(葎)とは、密生し藪をつくる草のことだそうでその通り渓流沿いのあちこちで群生しています。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/06/08 -
☆近く里山でカザグルマが見頃になりました。
カザグルマ(風車/キンポウゲ科センニンソウ属)は本州〜九州北部の木漏れ日さす森や林縁などに自生します。
私が子供の頃は里山でごくふつうに見られたのですが里山の減少や盗掘などで急激にその数を減らし、なんと33都府県で絶滅危惧種に指定されています。
我が福島県でも残念ながら絶滅危惧種?類になっています。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/06/09 -
☆今年も町内でお気に入りの棚田の夕景を撮ってきました。
私の町の棚田は日本の棚田100選に選ばれるような素晴らしい階段状の棚田ではなく、丘陵地帯に広がるなだらかな棚田です。
田舎なので田んぼ自体はそこらじゅうにありますが、夕日が映える棚田はありそうで案外少ないんです。
まして、いくら田舎とは言え、JRも高速東北道も通るし福島県内では郡山市に次いで人口密度の高い町なので住宅や電柱などが入らない田んぼっ中々見当たりません。そんな中でここは数少ない棚田ビューポイントです(^^♪。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/06/10 -
☆近くの川沿いの林縁でハナウド(花独活/セリ科ハナウド属)が花盛りです。(蝶はイチモンジチョウ)
ハナウドは主に福島県以南〜九州に自生し、名前こそウドですが山菜のウド(独活)とはまったく別ものです。
『独活の大木』のウドはウコギ科タラノキ属ですがハナウドはセリ科です。
ハナウドに良く似たオオハナウド(大花独活/セリ科ハナウド属)というのもあり近畿(高い山)以北〜北海道に自生し、花は瓜二つ(独活二つ?)ですが名前のようにハナウドより草丈が大きく育ちます。
でも個体差があるので草丈だけは判別できません。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/06/11 -
☆今年も町内の里山でサイハイランが見頃になりました。
名前の通り武将が戦いの時に振るう采配に似ているので付いた名前です。
全国に広く分布し、主に山林のやや薄暗い林床に自生します。
サイハイランは里で見かけるランの仲間ではネジバナに次いでよく見られるポピュラーなランで、ハランのような大振りな葉が1株に1枚つき冬は枯れずに花後に枯れます。
花はなぜかやや下向きに咲きます。
でも、どうしてわざわざ下向きに咲くんでしょうね?
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/68255140.html -
☆約1年ぶりで郡山市西部の奥羽山脈にある御霊櫃峠(867m)に行ってきました。
かなり難しい漢字ですが『ごれいびつとうげ』と読みます。
名前の由来は由来は、前九年の役で源義家の東征に従った鎌倉権五郎景政が近郷の賊徒を平定し、御霊の宮を造営し鎮護を祈ったが、災が続いたため
山中の霊石に神霊をうつして五穀豊穣を祈願したことが始まりだそうで、実際に峠の途中の山中に御霊櫃という大きな岩があります。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/68258633.html -
☆御霊櫃峠で山野草を撮ったあとは猪苗代湖方面に峠を下りました。
湖岸からは磐梯山(1819m)やまだ雪に覆われた飯豊連峰(2,105m)が望めました。
楕円形でやや単調な湖岸線を描く猪苗代にあって、唯一湾状になっている鬼沼にも立ち寄りました。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/68258633.html -
☆昨日紹介した郡山市西部の御霊櫃峠(867m)の目的はアズマギクの撮影です。アズマギク(東菊/キク科ムカシヨモギ属)は中部以北の低山や海岸の日当たりの良い乾きぎみの草地に生える日本固有の多年草で、ハルジオンやヒメジョオンの仲間です。
東日本に多く生えることからアズマの名があり、高さ10〜30?の花茎を伸ばし、
6月頃、直径3-4?の淡紅紫色の花を咲かせます。
福島県では阿武隈山地の草地でも見られます。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/06/14 -
☆サワオグルマ(沢小車/キク科キオン属)は本州〜九州に分布し日当たりのよい山野の湿地や休耕田、田の畦などに群生します。
草丈は50〜90cmほど、茎頂にキク状の黄色い花を多数咲かせます。
乾燥ぎみの土手や草地に自生し、見た目がそっくりなオカオグルマ(丘小車)に対し湿地や沢などのジメ地に咲くのでサワオグルマと呼ばれます。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/06/15 -
☆サワオグルマ咲く猪苗代湖南部の道端や畦、草地ではノハラムラサキが花盛りでした。
昨年までワスレナグサが野生化したものと思い込んでいましたが良く似た仲間でしたが別の種でした(^^);。
ノハラムラサキ(野原紫/ムラサキ科ワスレナグサ属)は欧州原産で花径は3〜3.5mmと小さくガク片は深裂で鉤状の毛が密に生えます。
花と花の間に苞葉はなく、茎に花は交互に段々に咲きます。
この仲間(ワスレナグサ属)にはエゾムラサキ、ワスレナグサ、ノハラムラサキ、ノムラサキなどがあり微妙に違いがあります。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/68268639.html -
☆国道沿いの土手でナヨクサフジの大群落が花盛りです。
ナヨクサフジ(弱草藤/マメ科ソラマメ属)は欧州原産でレンゲと同じく緑肥として持ち込まれたのが野生化したのではないかと言われています。
ぱっと見は何かに寄りかかるように生え弱そうなので弱草藤ですがさすが緑肥にするくらいの植物なので繁殖力は絶大のようでものすごい群落です。
ここの他にも田んぼの土手や休耕地でよく見かけるようになりました。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/68272253.html -
☆町内の里山の草地で今年もコウリンタンポポが咲きました。
コウリンタンポポ(紅輪蒲公英/キク科ヤナギタンポポ属)は欧州原産で明治期に観賞用として導入され、冷涼な気候を好むため北海道で盛んに繁殖帰化し所によってはジュウタンのように群生するそうです。
福島県でも裏磐梯や一部の地域で繁殖している情報はありましたがが町内でも繁殖し始め、3年前にこの場所で初めて見つけました。
国として特定外来種の指定は受けていませんが北海道ではブルーリストでA2「生態系等へ大きな影響を及ぼしており、防除対策の必要性について検討する外来種」に指定しているそうです。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/06/18 -
☆里山でタツナミソウ(立浪草/シソ科タツナミソウ属)が見頃をむかえました。
タツナミソウは主に福島県以南に広く分布するシソ科の多年草で海沿いから山間部まで広く見られます。
同じ方向に向いた花を打ち寄せる波に見立てた粋な名前です(^^♪。
近隣では他にもイガタツナミソウ(伊賀立草)やオカタツナミソウ(丘立浪草)も見られます。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/06/19 -
☆近くの道路脇の土手でブタナが花盛りです。
ブタナ(豚菜/キク科コウゾリナ属)は全国どこででも見られる外来種なので
単独では取り上げたことが無かったのですが、この土手では年ごとに見事な咲きっぷりになってきたので、もろ手を挙げて拍手はしませんが警鐘を込め登場願いました。
ブタナは昭和初期に北海道で確認された欧州原産の帰化植物で、外来生物法で要注意外来生物に指定されています。
それにしてもブタナ(豚菜)とは気の毒な名前を頂戴したものですがフランス名のSalade de porc(ブタのサラダ)を訳したものだそうです。
英名はCats ear 、葉の形がネコの耳に似ているからだそうで、豚菜よりは猫耳菜の方が良かったかも(^^);。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/68283046.html -
☆我が家から車で40分ほど県南部の渓流に北限のコアジサイを見に行ってきました。
コアジサイ(小紫陽花/アジサイ科アジサイ属)はほとんどの図鑑、資料では
関東以西〜九州に分布するとありますが、福島県でも茨城県境〜隣り村の阿武隈山中辺りまで広く自生します。
冬はかなり寒い地域ですが、コアジサイの他ヤマアジサイ、タマアジサイ、クサアジサイなど暖地系の北限植物が見られます。
コアジサイの最大の特徴はアジアサイの代名詞でもある装飾花が無く全て小さな両性花の集合体です。
小さな花の一つ一つを見るとハナビラがあるのも確認できます。
園芸種のアジサイに比べ遠目では少し華やかさに欠けますが、クローズUPで見るととても美しい花だと思います。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/68286486.html -
☆コアジサイ咲く山あいの谷間ではミゾホウズキも咲き始めていました。
ミゾホオズキ(溝酸漿/ゴマノハグサ科ミゾホオズキ属)は北海道〜台湾辺りまで山中の沢筋や湧き水の傍など水がキレイな場所に多く自生します。
草丈は10〜20cm、花径は1cmほど。
分布域が広いのに近場では何故か見つけることができませんでしたが昨年ようやく茨城県近くの山中で見ることができました(^^♪。
ずば抜けて美しい花と言う訳ではありませんが、やはり見られないとなると妙に片思いが募るものです。
名前の由来は溝などで見られ,ホウズキ(酸漿/ナス科ホウズキ属)に似る事によりますが、私たちがホウズキ市などで見る朱色のホウズキでは無く、
熟す前の緑の小さなホウズキって感じです(^^);。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/06/22 -
☆ミゾホオズキ咲く沢筋ではサワギクも咲き始めていました。
サワギク(沢菊/キク科サワギク属)は名前が示す通り日本各地の山あいの沢沿いや湖沼沿いなど水分の多い場所に自生します。
草丈は50cm〜120cmほど、葉は羽状に深裂し全草的にスリムな印象で、花径1.5cmほどの小さな頭頂花を多数咲かせます。
半日陰を好むので直射日光が当たると萎れた感じになりますが陽が翳るとまたシャッキとしてきます。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/68293028.html -
☆アカショウマ(赤升麻/ユキノシタ科チダケサシ属)は東北南部〜九州の林縁に自生し、花がショウマ(升麻)に似て、芽だし頃の茎が赤いので赤升麻と呼ばれます。
葉っぱは基本3回3出葉ですが一様ではありません。小葉は卵型で先端がとがり、葉縁は重鋸歯です。
トリアシショウマはアカショウマの変種とされ特徴はほぼアカショウマと同じですが、花序が細かく枝分かれする個体が多いです。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/68296582.html -
☆里山のオオバギボウシ(大葉擬宝珠/ユリ科ギボウシ属)が見頃になりました。
名前の由来はつぼみが橋の欄干を装飾する葱坊主のような擬宝珠(ぎぼうしゅ)に似て、葉が小ぶりなコバギボウシに比べ葉が大きいのでオオバギボウシと呼ばれます。
花色は白や薄紫があります。
なお、コバギボシの花期は7月になってからです。
オオバギボウシの春の若芽はウルイとも呼ばれ、山菜として人気があります。
ぬめりとやや苦味があり、さっと茹でて、酢味噌和えや胡麻和え、マヨネーズ和え、お味噌汁などにすると美味しく私も大好きな山菜です(^^♪。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/06/25 -
☆今年も隣り村の里山でウメガサソウの群生が見頃になりました。
ウメガサソウ((梅笠草/イチヤクソウ科ウメガサソウ属)は北海道〜九州の山あいのやや乾き気味の林床に広く分布しますが、数はそう多くないようです。
私の町の里山にも自生していますが、群生はせずポツポツと咲いています。
樹高は5〜8cmと小さく、梅の花に似て笠のように下向きにさくので梅笠草と呼ばれます。
樹高5〜8cm?これって野草じゃないの?と思いでしょう。
でも、これでも立派な常緑の小低木なんですよ。
根毛が発達せず、菌類と共生して栄養を得ているので人的栽培は困難なようで関西や九州では絶滅危惧種に指定している県が多いようです
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/06/26 -
☆コバイケイソウ(小梅蕙草/ユリ科シュロソウ属)は中部以北〜北海道の高地の主に湿地や湿った草原などに自生する日本の固有種です。
花が小さな梅の花のようで、葉が蕙蘭に似ているため小梅蕙草と呼ばれます。
草丈は80〜100cmにもなる大型の植物で自生していればすぐ分かります。
多年草ですが、一つの株が花を咲かせるは数年に一度で今年は3年ぶりの当たり年でした。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/06/27 -
☆福島県のニッコウキスゲと言えば尾瀬や雄国沼の大群落が有名なんですが
県内とは言え、我が家から車で2時間以上かかるしそこからまた何時間も歩かなければいけません。
羽鳥湖高原のニッコウキスゲは大群落ではありませんが駐車場から歩いてわずか5、6分。モノグサにはちょうどいい群生地です(^^ゞ。
ニッコウキスゲ(日光黄萓/ユリ科ワスレグサ属、キスゲ属)の本来の名前は
ゼンテイカ(禅庭花)ですが、俗名の方が有名になってしまい本来の名前は風前の灯状態です(^_^);
名前は日光ですが日光に限らず日本各地の主に高地の湿地などに広く自生し、花は一日花で、蕾が順繰り開花していきます。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/06/28 -
☆トキソウ(朱鷺草/ラン科トキソウ属)は全国の明るい低層湿地〜高層湿地にまで自生し草丈は10cm〜15cmほどの小さなランです。
トキソウの名前の由来は花色が朱鷺色に似るからで花の姿そのものも朱鷺が優雅に飛ぶ姿にも見えてきます。
湿地の減少や美しさ故の盗掘などでなんと45都道府県で絶滅危惧種や希少種に指定されまさに風前の灯状態です。
嬉しいことに羽鳥湖高原には小さな湿地がたくさんあり、まだふつうに見ることができますが、しかしその湿地の多くが民間の別荘地に隣接していて、さらなる開発が心配の種です。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/06/29 -
☆ケブカツルカコソウ(毛深蔓夏枯草/ シソ科キランソウ属)は多くの資料では関東〜中部地域の山地の明るい草地などに自生するとありますが、羽鳥湖高原の草地にも自生しています。
草丈(花茎)は10〜25cmほど、名前の通り全草うぶ毛に覆われまるで寒冷地か高山植物のようです。
花の形はキランソウとそっくりですが、花付きはやや疎らで花色はネズ色というかやや渋めの淡いブルーで白花もありました。
名前の由来はウツボグサの別名・夏枯草(カコソウ)に似て、花後に伸びるランナーを蔓に見立てたようです。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/68317414.html -
☆一般的にこのタイプの蝶はアゲハチョウと呼ばれていますが分類上はナミアゲハ(アゲハチョウ)とキアゲハの2種がいます。
ぱっと見は大きさも模様も似ていますが名前のようにキアゲハの方が全体に黄色く見えますが個体差があるので決定的な違いではありません。
一番分かりやすいのが前翅の付け根の模様です。
黒い横線がはっきりしているのがナミアゲハで、黒く塗り潰したようなのがキアゲハです。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/07/01 -
☆ノアザミ(野薊/キク科アザミ属)&ウラギンヒョウモン。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/07/01 -
☆先月、町内の鳥見山公園で“あやめ祭り”が開催されました。
祭りの名称は“あやめ”ですが、ほとんどは“ハナショウブ”です(^^);。
でも、ハナショウブも分類上はアヤメ科なので間違いではないんですよ。
『いずれがアヤメかカキツバタ』の通り、ぱっと見は難しい仲間です。
会場となる鳥見山公園は敷地面積55000坪、園内には大小色々なアヤメ池があり毎年6月下旬には4万株のあやめが咲き誇ります。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/07/02 -
☆ノハナショウブ(野花菖蒲/アヤメ科アヤメ属)は北海道〜九州まで湿地や谷地に広く分布しますが、低層湿地の減少などで生育数を減らし11都府県で絶滅危惧?類、7府県では絶滅危惧?類に指定されています。
私の町では田んぼの土手などでポツポツは咲いていますが群生しているのはこの谷地だけかも知れません。
『いずれが菖蒲か杜若』と称されるように遠目は似ているアヤメ科ですが特徴を把握すれば案外見分けは容易です。
カキツバタ、アヤメ、などの花色は青紫や紺紫に対しノハナショウブはやや赤みががった紫です。
またノハナショウブの葉は縦にくっきりした中脈が見えるので区別できます。
ノハナショウブは見かけによらず有毒植物だそうで家畜などの餌にしないよう注意が必要だそうです。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/68328668.html -
☆ノハナショウブ咲く湿地そばの藪でクジャクチョウを見つけました。
運良く葉に止まったままで殆ど動かず写真を撮り放題でした(^^♪。
おそらく羽化したばかりで翅を乾かしている時だったのでしょう。
クジャクチョウは欧州〜中央アジア〜シベリア〜極東〜日本の温帯〜亜寒帯地域に広く分布する美しいタテハチョウの仲間です。
名前のように翅の左右前後4翅に目玉模様があり、この模様を孔雀の羽根の模様に見立てた名前です。
英語でもPeacock butterflyなので偶然なのか、英訳したのかは不明です。
翅を閉じたときは、ほぼ真っ黒でわずかに模様が見える程度です。
日本では滋賀県〜関東では高地に、東北以北では低地&高地で見られる北方系の蝶です。
欧州では低地でも広く見られるようで目玉模様の青く丸い部分が太くしっかりしていますが日本や極東で見られるタイプはその部分が途切れ途切れになっていてInachus io geisha(ゲイシャ)という亜種として分類する場合もあるそうです。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/68332158.html -
☆あちこちの里山でママコナが見頃になってきました。
ママコナ(飯子菜/ゴマノハグサ科ママコナ属)は全国各地の林縁や林床に自生しイネ科やカヤツリグサ科などの植物の根から栄養を横取りする半寄生植物です。
名前の由来は花ビラ下唇の白斑を米粒に見立てた説や、若い種子が米粒に似るからと言う説があります。
ママコナの名の由来となった下唇のご飯粒はポリネーター(花粉媒介者)であるハチを誘き寄せる目印で受粉すると白かった突起は赤くなりハチを誘引しなくなるそうです。
花色はほとんどがピンクですが稀に白花もあります。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/07/05 -
☆山中の林や崖ではイワガラミ(岩絡み)も見頃でした。
名前はぜんぜんアジサイっぽくありませんが全国に分布するアジサイ科イワガラミ属の花です。
名前のように蔓状になって岩や樹木などに絡まり成長します。
粒々の花を取り囲む装飾花の一つ一つは花弁状の萼片が1枚しか無いのも特徴です。
ツルアジサイに似ますがイワガラミは葉の鋸歯が粗いギザギザなので見分けられます。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/07/06 -
☆羽鳥湖高原の池溏(ちとう)
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/07/07 -
☆羽鳥湖高原の池溏ではヒツジグサが咲いていました。
ヒツジグサ(未草/スイレン科スイレン属)は日本に自生する唯一のスイレン属の花です。
未の刻(午後2時頃)咲くのでヒツジグサと言われますが晴れていれば午前中から開いています。
埼玉、東京、神奈川では絶滅種、27都府県で絶滅危惧種に指定されています。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/07/07
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☆ノリウツギ(糊空木/アジサイ科アジサイ属)は全国の山野に広く分布し
アジサイ属の中では樹高6mと最大の大きさです。野生種の花はどの地域も白一色で、終盤に装飾花がやや赤みを帯びてきます。
装飾花を伴う小花が円錐状に咲くのが他のアジサイには見られない特徴です。
このノリウツギを基に園芸種のピラミッドアジサイが作られました。
樹皮から,和紙をすくときの糊を取ったので糊空木と呼ばれます。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/07/08 -
☆里山でホタルブクロやヤマホタルブクロが見頃になりました。
遠目では両者瓜二つなので今日は見分け方を紹介します。
ホタルブクロ(蛍袋/キキョウ科ホタルブクロ属)は北海道西南部〜九州、東アジアに分布し変種のヤマホタルブクロ(山蛍袋)は東北地方南部〜近畿地方東部に分布します。
主に山野の林縁や土手など明るい場所に自生します。
ホタルブクロの名前の由来はまさに蛍が飛びかう季節に咲き蛍を捕まえた時、閉じ込めるのに利用したので蛍袋(ホタルブクロ)と呼ばれるようになった説や、ホタルという漢字は『蛍』を当てますが『火垂る』と書いても
ホタルと読みます。
日常語としては『火垂る』は『提燈』のことでホタルブクロの花の形が提燈に似ているので、”火垂る袋”と呼んだ。という説もあるそうです。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/07/09 -
☆イヌトラノオの見極め方として分布地はオカは全国、ヌマは本州以南イヌは資料不足。なので分布地はあまり当てになりません。
自生地はヌマは明らかに湿地、沼地や田んぼの畦、沢などでオカは山、森、林縁、たんぼの土手、畦など広範囲に自生しイヌは私が見てきた限り沼地、ジメ地に隣接した場所に自生しています。
花穂(花序)の違いが一番の見極めのポイントです。
オカは花穂の先がしな垂れ曲線を描き、ヌマはピンと真っ直ぐ立っています。
イヌは両方タイプがあります、オカほどしな垂れませんが少ししなだれていたり、真っ直ぐだったりが混在します。
(写真はイヌトラノオ)
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/68353661.html -
☆イヌトラノオとヌマトラノオはハナビラにも違いがあります。
オカはハナビラがやや細長く先がやや尖っていて、ヌマは丸みを帯びハナビラの間に少し隙間があります。
イヌはヌマに近い丸みがありますが隙間はあまりありません。
開花時期はイヌ、オカ、ヌマの順番に開花します。
これらはあくまで私の観察で、学術的見解ではありませんのでご承知願います。
機会があればぜひ見比べてみてください。
(写真はオカトラノオ)
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/68353661.html -
☆隣り村の山あいでトモエソウが咲き出しました。
トモエソウ(巴草/オトギリソウ科オトギリソウ属)は全国の山や野原に広く分布し明るくやや湿った場所に自生します。
草丈は50〜100cm、花は4〜5cmと大振りで金色に輝くシベがとても美しい花です。
同じ仲間で中国原産のキンシバイ(金糸梅)やビョウヤナギ(未央柳)などと良く似ますがキンシバイやビョウヤナギが木本であるのに対しトモエソウは草本で花ビラがやや巴型にねじれるのでトモエソウの名があります。
西日本や日本海側では数が少ないようで24都府県で絶滅危惧種に指定されています。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/07/11 -
☆トモエソウの近くでは近似種のオトギリソウも咲いていました。
花はトモエソウと良く似ますがトモエソウの花が4〜5cmの大きさに対しオトギリソウは草丈80cmほど、花は8mmと小ぶりで花がかたまって密に咲くので見間違うことありません。
オトギリソウ(弟切草/オトギリソ科オトギリソウ属)は全国に分布する多年草で、ススキ生える明るい草原や林縁などに自生します。
けして珍しい花ではありませんが名前の由来がとても印象的です。
「弟切草」は、鷹匠が秘伝の薬草の名前を他人に漏らしてしまった弟を兄が切り殺した時の返り血が葉っぱの黒点になったと言うちょっと恐ろしくも悲しい云われがあります。
(菜っ葉を透かしてみると、黒い点々が良く見えます)
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/07/11 -
☆昨年はちょと見頃が過ぎていた八溝山麓のフジウツギを撮りに行ってきました。
フジウツギ(藤空木/フジウツギ科フジウツギ属)は東北〜兵庫県の太平洋側や四国の渓流沿いや崖、荒地に自生し一昨年初めて見つけた花でした。
それもそのはず、フジウツギ属は世界に100種くらいあるそうですが日本の自生種はフジウツギ とウラジロフジウツギのわずか2種しかないそうで
私はこの川沿いでしか見たことがありません。
サポニンを多く含む全草有毒で昔は魚獲り利用されたそうですよ。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/07/12 -
☆隣り村の林道脇でウツボグサ(靫草/シソ科ウツボグサ属)が見頃になりました。
ウツボグサなら当町の田んぼの土手などでも見られますがさすがにこれだけの群生はここが一番です(^^♪。
ウツボグサは花穂の形が弓矢を入れる円筒状の容器ウツボ(靫)に似ているので付けられた名前で、花が咲き終わると葉は緑色なのに花穂だけが茶色くカサカサに枯れることから夏枯草の別名があります。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/07/13
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